涙をもってまく

みことば 詩篇126:1-6

 主は信じる者の労苦を涙で終わらせない方であり、豊かに報いてくださいます。捕囚から故国に帰った人々は夢見るようであったが、祖国の現実はきびしいものでした。しかし、彼らは主の御業への信仰は失いませんでした。

① 命の回復を信じた。砂漠の水無し川に流れが戻るように、人々の信仰が回復することを信じました。わたしたちもネゲブの川のような日本に豊かな聖霊の働きを祈るべきです。

② 徒労からの回復。帰国した人々の目には、収穫を期待できない荒廃した祖国でした。彼らは涙をもって種をまいたが、神は喜びをもって刈り取らせてくださいました。主は、信じる者の労苦を空しくされません。

③ 賛美の回復。捕囚として連れて行かれた人々は信仰の種を涙をもって携えて出ていきました。しかし、神は彼らの悲しみを賛美に変えてくださいました。


 (説教者 : 北尾 欣三 師)