2020ー9ー20

真理に固く立つ
みことば Ⅱペトロ1:12~15


 私たちは救いを知識として持つのではなく、真理に固く立ち続けることが必要です。そのために、ペトロは「思い出させる」と三度も言っています。
1.恵みを思い起こす。
 ペトロは「これらのことを思い出させたい(12)」と言いました。「これらのこと」とは1節から教えている神の救いの真理と恵みです。神の恵みを繰り返して思い出して具体的に感謝しましょう。
2.希望を見つめ続ける。
 ペトロはこの世の生活を「仮の宿(13)」と言いました。「仮の宿」は「テント」の意味であり、本当の家は神の国であることを教えています。地上の生活は神の御国に入る準備の時です。
3.真理を語り続ける。
 ペトロは次の時代の人たちが神の真理を思い出せるように、何度も繰り返し語りました(15)。私たちが真理に堅く立って生活する時、人々は神の真理に生きる恵みを悟ることができるようになります。

(説教者:山本 敬夫 師)