心の貧しい人
みことば マタイ5:3


 イエス様は弟子達の生き方について教えられました。「天の御国」は天国であり、神が支配される場所です。心の貧しい人は幸いです。

1.神の御前の謙遜。

 貧しいとは何も持っていない状態です。だから心が貧しいことは、神の御前で誇るものが何もないことを自覚した、謙遜な人の信仰や態度のことです。その人は天国の恵みも味わいます。

2.神との交わり。

 心は「霊」とも理解できます。霊が貧しい人とは、神との交わりが貧しいことを自覚し、神を慕い求める人のことです。主は礼拝や集会やでボーションで、私たちの霊を満たしてくださいます。

3.主への信頼。

 心の貧しい人とは、神以外に誇るものも頼るものも持たない人のことです。主の十字架の救いを喜び、苦しい時にも主に信頼して従いましょう。主はその人に主の臨在の恵みを教えられます。

(説教者:山本敬夫 師)

世の光である教会
みことば マタイ5:13~16


 今年度の教会の目標は「世の光である教会」です。私たちは主の十字架によって救われ、主の弟子にしていただきました。だから、「地の塩、世の光」として生きます。

1.きよさ。

 「地の塩」はこの世に対する塩の働きです。塩に防腐の働きがあるように、クリスチャンにはこの世の汚れが蔓延するのを止める働きがあります。そのため、主は教会に十字架のきよめを与えられました。

2.真理の光。

 「世の光」はこの世に対する光の働きです。光が闇を照らして物事をはっきりと見せるように、主の弟子は、人々に神や真理を示します。主は教会に聖書や福音や聖霊などを与えられました

3.主の輝き。

 弟子たちが光になるのではなく、内住のキリストの光を放つことで輝きます。主との交わりを持ち続け主に従う人は、主に似た人に造り変えられます。聖霊に満たされ、主のご性質を輝かす教会になりましょう。

(説教者:山本敬夫 師)

主を愛していきる
みことば ヨハネ21:15~23


 私たちは主の愛を知っています。だから、主を愛して生きましょう。復活された主は、三度ペテロが主に愛を告白するようにされました。私たちも主を愛して行きましょう。

1.主の愛に応える。

 ペテロはイエス様を三度「知らない」と言いました。しかし主はペテロを愛されました。主の「私を愛していますか(15)」との質問は、主の愛が基本にあります。主からの愛を確信しましょう。

2.主に信頼する。

 ペテロは失敗を経験したので、主の質問に「・・・あなたがご存じです(15)」としか答えることができませんでした。ペテロは「私が精一杯主を愛していることを主はご存じである」と、主に告白しました。

3.主からの使命に生きる。

 主はペテロに「わたしの子羊を飼いなさい(15)」と言われ、主を愛するペテロに新しい使命を与えられました。主は私たちにも使命を与えておられます。主を愛して主の使命に生きましょう。

(説教者:山本美雪 師)

主は復活された
みことば ルカ24:1~12


 本日はイースターです。主は十字架で死なれて、約束通り三日目に復活されました。女弟子たちは最初の証人です(9)。主の復活は私たちの希望です。

1.死への勝利。

 主の墓の蓋の石は脇に転がされていました(2)。それはマリア達にからの墓を見せるためでした。墓は主の復活を止めることができませんでした。主を復活させた神は、主を信じる人を復活させられます。

2.御言葉の成就。

 主は十字架の死と復活について何度も語られました。御使いがマリアたちに「人の子は・・・言われたでしょう(7)」と言ったとおり、復活は御言葉の成就です。御言葉を信じて進みましょう。

3.生きておられる主。

 御使いはマリアたちに「どうして生きておられる方を・・・(5)」と言いました。復活された主は生きておられるので、私たちと交わり、助けることができます。主に信頼して従いましょう。

(説教者:山本敬夫 師)

2021ー03ー28

十字架の救い
みことば ルカ23:44~49


 主は十字架の上で「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます(46)」と叫んで死なれました。罪のないイエス様が十字架で死なれたのは、人を罪から救うためでした。

1.罪の裁き。

 主が十字架にかけられた時、正午から午後三時まで全地は暗くなりました(44)。これは、神が私たちの罪を裁く代わりに、イエス様を裁かれたからです(アモス8:9)。

2.信仰による救い。

 主が息を引き取られる直前に、神は、神と人とを隔てていた神殿の幕を裂かれました(45)。動物の犠牲による罪の赦しに代わって、イエス様を救い主と信じる人に救いが与えられるからです。

3.神からの平安。

主は平安の内に息を引き取られました。主の十字架をとおして神の愛を知ったのだから、「私の霊を御手にゆだねます」と言って、主に信頼しましょう。その人に神は平安を満たされます。

(説教者:山本敬夫 師)

2021ー03ー21

ゲッセマネの祈り
みことば ルカ22:39~46


 主は十字架にかかられる前夜、ゲッセマネの園で祈られました。この時、主は、汗を血のように流して祈られました。それは、私たちを救うためでした。

1.誘惑に勝利する祈り。

 主は弟子たちに「誘惑に陥らないように…」と言われました(40)。この時、主は十字架の死を避けたいとの誘惑を感じられていました(42)。主は祈る人を誘惑から救い出されます。

2.御心を求める祈り。

 主は「私の願いではなく、みこころがなりますように(42)」と祈られましたこの時、御使いが主を力づけました。聖霊は私たちを励まし、御心を悟るように導いてくださいます。祈り続けましょう。

3.祈りによる勝利。

主は祈り終わって、確信に堅く立たれました(45)。父なる神は御子を十字架にかける決心をされ、御子も十字架にかかる決心をされました。それは私たちを救うためです。神の愛に感謝しましょう。

平安の内に息を引き取られました。主の十字架をとおして神の愛を知ったのだから、「私の霊を御手にゆだねます」と言って、主に信頼しましょう。その人に神は平安を満たされます。

(説教者:山本敬夫 師)

2021ー03ー07

善を追い求める
みことば ピリピ4:48


 今日は教会総会です。2020年度は「善を追い求める」を目標にして進んできました。主がくださった恵みを感謝して、20201年度に向かって心を一つにして進みましょう。

1.真実なこと。

 パウロは「すべて真実なこと」と教えています。真実なことは、神ご自身であり、神の御言葉です。私たちは聖書から神ご自身を知り、神の御心を教えられて進む教会になりましょう。

2.愛すべきこと。

 主の十字架によって神の愛は現されました。「…心を留めなさい」とは、計画して実行することです。主が私たちを愛されたのだから、神と教会と人を愛することに心を留めましょう。

3.きよいこと。

 魂のきよさが品性や言動に現れる時、徳や賞賛になります。主は十字架によって、私たちを魂から新しくしてくださいました。だから、主が喜ばれる善を行うことができます。善を追い求め続けましょう。

主は平安の内に息を引き取られました。主の十字架をとおして神の愛を知ったのだから、「私の霊を御手にゆだねます」と言って、主に信頼しましょう。その人に神は平安を満たされます。

(説教者:山本敬夫 師)