2020-04-26

苦難の中の信仰
みことば Iペトロ2:18~20


 聖書は、最も不自由で苦しみが多いと考えられる奴隷に、無慈悲な主人を敬い従うことを教えました(18)。それは、クリスチャンが神の僕(16)だからです。
1.畏れ敬う心。
 聖書は「心からおそれ敬って(18)」と教えています。畏れ敬う心は、神の圧倒的なきよさと権威の前に出た時に与えられます。また十字架の愛を知る時、人は神を愛し敬う人に変えられます。
2.神の御心の理解。
 神の御心は、私たちが苦難の中に神のご計画を認めて、神に従うことです(19)。主は、私たちを救うために十字架の苦しみを忍耐されました。だから、主から忍耐をいただき、神に従いましょう。
3.神の栄光。
 主は私たちを神の栄光を現す器として備えておられます。ヨセフが、奴隷の時も牢獄の中でも主と共に生きる道を選んだように、私たちも復活の主と共に生きるなら、苦難も神の栄光に変えられます。

(説教者:山本 敬夫 師)