主の十字架の死
みことば マタイ27:45〜56
今週は受難週です。主の苦難が自分のためであることを深く黙想しましょう。イエス様の十字架の死は私たちに身代わりであり、救いの確かな証拠です。
1.身代わりの死。
 主は十字架の上で「・・・なぜわたしをお見捨てになったのですか」と叫ばれました(46)。主は、私たちの罪をすべて負われて徹底して裁かれました。罪によって滅ぶべき私たちが救われるためでした。
2.預言の成就。
 「わが神、わが神・・・(46)」は詩編22:1の言葉です。その内容は救い主の苦難です。イエス様はご自分が預言された本当の救い主であり、十字架が救いの預言の成就であることを示されました。
3.完全な罪の赦し。
 イエス様が死なれた時、神殿の至聖所の幕が上から下に真っ二つに裂けました(51)。これは、神と人との隔ての壁(罪)が永遠に取り除かれたことを示しています。主の死は自分のためだと信じましょう。

(説教者:山本敬夫 師)