見よ、この人だ

みことば ヨハネ19:1〜16

ユダヤ人から不法な裁判を押しつけられたローマ総督ピラトは、主の無罪を知りながら、「見よ、この人だ」と言いました。神は、彼の口によって、わたしたちにも語っておられます。
「真の王を見よ」
 神は、ピラトにより、主がイザヤ53章に預言され、わたしたちのために侮られ、傷つけられてくださった主の僕であることを示されたのです。
「罪なき方を見よ」 
 ピラトは主が、罪のない、真理そのものだと知っていましたが、極悪人として十字架につけました。神は、傷や汚れのない方の血が流されたことを明らかにされました。
「御子を見よ」 
 ピラトは「神の子と自称していた」と聞いて恐れました。主は、永遠の命を与える権威を持っておられる神の御子です。
(説教者:北尾 欣三 師)