十字架を誇りとして

みことば マタイ27:27-56

 主イエスが受けられた十字架の苦しみとは
① 精神的な苦しみです。これは、十字架の事を示された時から始まっています。外部からの侮辱、その精神的苦しみのすべてを主は甘んじて受け、耐えられました。
② 肉体的な苦しみです。主は十字架につけられる前に鞭打たれ肉が裂け、頭にはいばらの冠、重い十字架を担わされ、披露困憊の状態で十字架に釘づけにされ肉体的苦しみと痛みの極限の中、死を待たれました。
③ 霊的な苦しみです。十字架につけられた時に受けられた霊的な苦しみの極地です。それは主が全人類の罪を負い、裁きを受け、神に全く捨てられたもっとも苦しい時でありました。主は息を引き取るまで想像を絶する霊的な苦しみをなめられました。
 このすべての苦しみは、私たちの罪のためでありました。常に十字架をおぼえ、感謝し、主の命に生きましょう。

 (説教者 : 黒田 多恵子 師)