マリヤの信仰と従順

みことば ルカ1:26−38
御使いによって、もたらされた受胎告知。そこからみるマリヤの姿。

① マリヤの純潔
聖書の中で、主の栄光が人に現される時、人は誰でも恐れおののきます。しかし、マリヤには恐れがなく、神の臨在に生きる純潔の姿がありました。
② マリヤの思慮深さ
御使いの突然の来訪に、マリヤに恐れはなかったが、戸惑い考え込みました。彼女の思慮深さは、「マリヤの讃歌」(46-55節)にもあらわされています。
③ マリヤの従順
マリヤの「どうしてそのようなことが・・・」は疑いの言葉ではなく、問いかけです。「主のはしため」というほどまでに、身を投げ出すほどの従順がありました。
④ マリヤの信仰
マリヤの自分の思いではなく、神の御旨だけがなされることを求める積極的な信仰。
神の御言葉を信じ、従う。この人生最大の喜びと幸いは、マリヤだけでなく私達にも約束されています。

(説教者 : 黒田 多恵子 師)