神のタッチ

みことば 創世記32:23‐33
 神のタッチを経験することは、人生における偉大な転機である。ヤコブは故郷への途上、ヤボク川の岸辺で祈っている時、主の深い扱いを経験した。彼は過去の陰におびえていたが、それによって
神から離れられなくなった。
 主の使いは、頑固でずる賢いヤコブの腿のつがいを打って杖なしで歩けない者とされた。また、「あなたの名は何というか」と問い、憐れみによらねば立てない者とされた。

② 新しい人とされた。
 主は、彼にふれて「ヤコブではなくイスラエルと呼ばれる」と言われ、神の王子とされた。わたしたちが神の前に自分を低くするならば、神を力として生きる者としてくださる。


③ 神を見ることができた。
 彼は神にふれられることによって、夢で見た主が共におられ、祝福しようとしておられることを確信することができた。


(説教者:北尾 欣三 師)