秋の福音の集い

驚くばかりの恵み
みことば ルカ23:32〜43

 キリスト教とは「キリスト」「十字架」を核としており、聖書に一貫して書かれているのは、「神は私たち一人ひとりを愛しておられる」ということです。

 キリストと一緒に十字架にかけられた犯罪者の一人は、人々の罪を執り成すイエス様の祈りを聞いて、「イエス様が神であること」そして「自分は裁かれて当然の存在であること」を、厳粛に受け止めました。そして、ただひたすらに、神の憐れみにすがりました。これが、信仰の姿です。
 イエス様は、もはや罪を償うこともできない罪人に、「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言ってくださいました。それは一方的な、愛と恵みによる救いです。

 私たちはみな、この犯罪者と同じであり、イエス様は私たち一人ひとりのために、執り成しの祈りをしてくださっています。
 いつかではなく、「今日わたしと一緒に楽園にいる」と言ってくださる主の恵みを受け取り、新しい人生を出発させましょう。

(説教者:川原崎 晃 師)