ハンナに見る母の愛

みことば Ⅰサムエル1:9〜20

母の日は母親の愛に感謝すると共に、聖書的な母の務めについて学ぶときでもあります。預言者サムエルの母ハンナから、母親の愛を見ることができます。
神に頼ることを知る母。
 ハンナは神に頼ることを知っていました。彼女は子どもが与えられない苦しみを神の前に涙を持って訴えました。問題を神に委ねるなら、平安が与えられ、愛する心が豊かになります。
子どもの価値を知っていた。 
 ハンナは神に「その子の一生を主におささげし」と祈りました。この祈りは、子どもを自分の所有物としないで、神から委ねられた子どもとして愛情を注ぐことです。
最も有意義な人生を願った。 
 ハンナは「その子の頭には決してかみそりを当てません」と祈りました。神の所有とされ、神の栄光のために生きることは、人にとって最も有意義な人生です。
(説教者:山本 敬夫 師)