祝福となる

みことば 創世記12:1-4
 神はアブラハムに「あなたは・・離れてわたしが示す地に行きなさい」と言われた。それは「あなたを大いなる国民とし、祝福の源になる」という約束に与らせるためであった。主が求められたことは、

① 世から離れること。彼は主の召しを受けながら、服従は中途半端であった。世から聖別されねばならなかった。主の所有となるために、この世の価値観から聖別が求められたのである。

② 自己信頼から離れること。主は「わたしが示す地に行きなさい」と言われたが、行き先を示されなかった。主だけを信頼するためであった。わたしたちも人ではなく、主の見られる場所にいるべきである。

③ 自己目的から離れること。彼は成功思考から離れて、人々の祝福のために生きねばならなかった。わたしたちもすべての人の祝福のために選ばれている。


(説教者 : 北尾 欣三 師)